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リレーブログ「相談支援事業所さくらの家」
こんにちは。相談支援事業所さくらの家です。
今回は相談支援の仕事について少しご紹介したいと思います。
相談支援事業所は、障害のある方やご家族からの相談をお受けするのが主な仕事です。
生活上の困りごとや希望に対し、必要な支援内容を記載した利用計画を作成し、サービスをご紹介します。福祉サービスをはじめ、地域のさまざまな資源とご本人をつないで、その方が希望する生活が送れるようにお手伝いします。
この春、私たちが担当する方で、生活環境が大きく変化した方々が数人おられます。
グループホームに入居した人、病院を退院して高齢者施設に入居した人、グループホームを出て一人暮らしを始めた人。
それぞれの方が、新しい環境に希望や不安、緊張を抱えながらスタートしています。
スムーズに環境の変化に慣れることができた方もおられますが、状態に波がある方もおられ、希望した生活であっても不安や苛立ちに大きく揺れてしまう日々が続く方もあります。
そういった方々を私たちはどうサポートすることができるのかと考えたとき、とても大事になるのがチームの力だなあといつも思います。
一人の支援者ができることには限りがあります。
ご家族、通所施設やグループホーム、ヘルパーなどの福祉サービス事業所のスタッフ、病院や訪問看護などの医療、社会福祉協議会、包括支援センター、近所の方々などなど。
ご本人に関わるいろいろな人が、それぞれの場面でそれぞれの関係性を築き、ご本人がふと心を開いて語った言葉、不調な様子、生活上のトラブル、リラックスした表情などをキャッチしていきます。
相談支援専門員は自分自身がご本人からの発信をキャッチし、直接働きかけることもしますが、支援チームのメンバーから情報を得て、今は誰からどのように働きかけてもらうか等、メンバーと相談して協力をお願いすることも多々あります。
こういった支援の輪がうまく循環するようにしていくことで、揺れるご本人を支え続けることが可能になっていきます。その循環の中心で、少しずつご本人が力を発揮していけるようになる、そんな形を私たちは目指したいなと思っています。
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さくらの家は、生活介護事業、就労継続支援B型事業、共同生活援助事業(グループホーム)、居宅介護事業(ヘルパーステーション)、相談支援事業、短期入所事業、松江市地域生活支援事業(日中一時支援、移動支援)を運営しています。