相談支援事業所さくらの家です。

 

最近思うこと。

「日頃から、いい塩梅の支援がしたい。」

 

いい塩梅の支援とは？

 

こんなことがありました。

一人暮らしの利用者さんで、徐々に身体の状態が悪くなり、転倒や救急搬送されることなどが増えてきた方がおられるのですが・・・。

 

とても心配なのでご本人にお話して、ヘルパーさんに毎日入ってもらい、食事の支度などをお願いすることになりました。

ヘルパーさんが毎日ごはんを作ってくれるようになり、体調不良の兆候なども把握できるようになってきていましたが、先日ご本人から、「ヘルパーさんを、土曜と日曜はお休みできませんか」というお話がありました。

 

「毎日人が来るのは疲れます」ということでした。

こちらとしては、支援が入ってご本人の生活が少しでも安定するのでは、と安心する気持ちがあったのですが、それは相談支援専門員の安心で、ご本人の安心とはちょっとずれていたのでした。

誰かと一緒にすごしたい気持ちはあるけど、でも人といるのは苦手な彼にとっては、一人で過ごす日も大事なものだったのですが・・・。

厳しい状況になりつつある生活の中でも、何を大事にしていくのかをいつも考えていかないといけないよね、と反省させられた出来事でした。

 

いい塩梅の支援っていうのは、ご本人といっしょに作り上げていくものですよね・・・。